ギョレメのオトガルで降りたのは、ほんの数人。
こうして、別れを惜しむ間もなく、
突然に、グリーンツアーは、終了した。
ガイドさんに、日本語のトルコガイドブックをプレゼントした。
今後来る 英語の苦手な日本人参加者に少しは役に立てて欲しかった。
あの親父さんは、いなかった。
若者が、代わりに出入りしていたので、
「予定より早いバスを手配する 」 と言っていたが、
バスは なかなか来ない。
何回か、バスを催促したが、「まだまだ」と。
結局来たのは、バンだった。
スユハの看板はあるのに、 スユハバスじゃなかった。
バンは、いくつかのホテルを回って、 カイセリの町へ。
同乗の白人達のために、先に カイセリ空港へ。
ボクの約束は、カイセリの鉄道駅だった。
ところが、
無口な運ちゃんが連れてきたのは、
「レイルウェイステーション」
と言うとしぶしぶ、Uターンして、変なところに、バンを停めた。
駅は近いのだろうか?
彼は、「オトガルまで と聞いている」
と 言いがかりを付けてきた。
なんとなく、そんな感じがしたが、
運ちゃんも降りて まだ納得いっていなかったが、
車を停めたところが悪くて、 警笛を鳴らされ、
止む無く彼は去っていった。
そこは、 駅ではなかったが 近くだった。
夜行列車の時間は、 だいぶ余裕があったので、
遠回りして、歩いた。
もちろん通行人に 駅の方向を確認してからだが。
何しろ、 駅方向は 真っ暗。
トルコは、バス中心の文化だ。
駅から 数ブロックで 公園とか トラム とか
少し賑わう地域があるはずなのだが、
ボクの歩いたところは、 自動車修理工場などが閉まった裏町の雰囲気。
止むを得ず、あきらめて 駅へ向かった。
駅前の暗がりには、SLが展示されていたが、暗くてよく見えない。
待合室の端っこに、 受電用のコンセントが並んでいた。
トルコも ちゃんと携帯電話の時代だ。
ボクも バッテリー受電。
交代に一人ずつ入る部屋があった。
なんだろう と覗いてみたら、礼拝室だった。
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