2016/04/16

半可通の2回目の台湾旅行 11 テレサテン紀念公園へ

テレサテンのお墓へ向かいます。
※テレサテンの発音 カタカナで ドォンリージェインです。発音難しい。


実は、お墓へは最近バスが案内してくれるようになったとの情報を持っていました。
しかし、台北駅のインフォメーションで「金山行きのバスなら そちらへ行く」と教えられ 直行のバスがあるのならと バスターミナルへ行きました。
バスは 125ドル 約500円です。
 山越えです。
 運転手さんにテレサテンのお墓の写真まで見せたのに、降りる場所を教えてくれません。
金山の町に着いたようだったので、
運転手さんに聞くと、
「ここで降りろ」です!

金山の町で、まずはバス停の時刻表を読むが わからない。

バス停で待っているお客さんに聞くと、
英語がわかる人で、
「歩くのはとても無理、何しろあの山の中腹の あの金ぴかのビル、あの辺りだから」と教えてくれた。
「バスかタクシーね。」
ところが、教えてくれたバス停でも よくわからない。

しかたなく、あの金色ビルの方向を向いていたタクシーの運転手さんに聞く。

「サンバーイ」
ここでも300ドルか?
猫空に比べると、近く見えるけど。

でも、値引き交渉には自信がない。
やむなく乗る。1200円だからな と言い聞かせながら。

すると、タクシーは 反対方向へUターン!
おいおい、と思っていると 
海岸線をしばらく走って、
ようやく狭い山道へ。やれやれ。

山道、ちょっと狭すぎるよ。
金持ちのお墓があるところに こんなに狭い道?
お墓 あるにはあるが、畑ばかりで くねくねしすぎ。
途中に 2ヶ所くらい、「テレサテンのお墓公園」と書かれた小さな矢印はあった。
少しだけ 安心。

すると、隣の山へ。
一気に 広い舗装道路。

やっぱ、こんな感じが台湾の金持ちのお墓の山か。

ここ。
と降ろされた。意味通じないけど、待ってるようなそぶり。
そこはバス停だった。
目の前には、段々になったお墓。
その一番手前が テレサテンのお墓の公園だった。

ピアノのオブジェ。鍵盤を踏んで遊ぶ子どもがいた。

金色の笛を吹く少女像。

お墓の前のおじさん、コーリャン?と聞くので、
ジャパン と答えたら、
日本語の歌あるよ とか。
いらない と答えて、早めに離れる。

テレサテンのお墓 広いような狭いような。

何も持ってこなかったし、あっという間に手持ち無沙汰に。

どうする?
こんなに早く終わってしまって。
タクシーの運ちゃんは待っていそうだし、、、

バスで帰ろうと、心に決めて、ミニバスが来たタイミングでバス停へ。
ガードマンが、何か言ってきたが、かまわずバスに乗ろうとすると、
タクシーの運ちゃんが あわてて 
「そっちじゃない、タクシーで待ってるじゃないか」
という感じで あっという間に近寄ってきた。
かまわず、バスに乗った。


バスは 2~3分走ると、金色のビルの前で全員降ろした。
なんと、駐車場から金色のビルまでだけのシャトルバスだったのだ。
駐車場にまで金色の仏像が。

この時期はお墓参りの季節じゃない気がするが、結構人がいます。
仏像の写真は撮っちゃいけない気がして、
でも ちょっと隠し撮り。

仏像じゃなければいいか?と勝手に解釈して、お坊さんたちの像を。
誰も写真撮ってないですね。

仕方なく、受付へ行くと、うやうやしく黒いスーツの男性が ここのパンフレットをくれて、
バスは先ほどのバス停から と教えられます。
みんなお金持ちだから、バスでは来ないんですね。

途中の丸い建物、トイレみたいです。

ありました。出発前にネットで調べたときにあった、淡水駅からの「台湾好行」のバスの時刻表が。
ガードマンが寄ってきました。
「どこへ行きたいの?」
「基隆か、淡水」 基隆の方を大きめの声で言ったけど、
やはり淡水行きしかなかった。
「金山まで歩いたら どのくらい?」  遠い の一言。
どうも、台湾人は歩くの苦手のようです。
バスに乗ったことを確かめて、タクシーの運ちゃんは 山を降りていきました。

ボクは タクシーの運ちゃんが大回りしたのを確信していました。
本当は、基隆までタクシーに乗りたかったけど、不信感でできませんでした。

淡水までのバスは 海岸線の素敵なところを走って、
本当は もっと途中で降りて楽しみたいところです。
時間のない旅人で、残念!
それにしても、海岸線の長いこと!

実は、基隆まで行って、九分か 十分へ行きたかったのです。

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