2015/08/13

スペインの旅 10 アビラ 1 駆け足 最初の駆け足

アビラの駅を 降りる観光客は
思ったより少ない感じでした。

5月だと言うのに 思ったより 肌寒いくらいです。それもそのはず、
この町は 標高 1131m です。 
人口は 60000人弱なのに 県都だそうです。
実は 次に訪問予定の セゴビアも 1002mの 高所です。
マドリードの北に 
こんな感じの都市が いくつも あるのです。

こちらは、城壁に囲まれた町です。 

ここでは、5時間後のバスというBプランは 用意しているものの、
Aプランの 気持ちでは 約70分で 見学する 日本人が やりそうなプランです。

禁断の一手は、タクシーを使います。
タクシーには 面倒な注文を 出します。
「まず クアトロポステスへ行ってから 聖テレサ修道院へ 送ってください」と 
いい加減なスペイン語で 頼みました。
(英語だったかな?)

途中で ガイドブックにあったバスターミナルの場所を 聞きました。
すると、ショッキングな返事が。
「バスターミナルは 引っ越して 現在 ここにはない!」 
作戦に支障発生です。
閉鎖されたバスターミナルの脇を通りました。
「新しいバスターミナルは どこにありますか?」
なんと 駅より もっと向こう側に移動したとのことです。

しかし まずは 車窓からの 城壁をパチリ。
この美しい城壁は、1985年世界遺産に登録されています。
11世紀に、イスラム教徒から この地アビラを奪回したカスティーリャ レオンの王様 アルフォンソ6世が、守りのために築いたそうです。
城壁の位置は、もともとのローマ帝国の石塀の跡地だそうです。
平均の高さ12m、全長 2.5km。

まあ、やむなし。城壁を眺めながら 
タクシーは進みます。
美しいです。


と、城壁を 離れ 反対側の山に 
クアトロポステスは あります。


あれっ、クアトロポステスのはずの
展望台を 通り過ぎましたが、
タクシーは まだ 進みます。
とある ホテルに、横付けされました。

クアトロポステスは、展望台でなく、ホテルの名前だったようです。
ボクは 走って 展望台へ向かいました。

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